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2014 鈴影さんBD創作 「君といると」

可愛らしいけれど読みやすい文字が書かれたレポートを読み終えると、ぱさ、とそれをテーブルに乗せる。
「着眼点はいいけれど、どうしてそういう思考になったかの書き込みが浅いね。その点を踏み込んだレポートを再提示するように。」
「いつまでにしたらいいですか?」
「2日後に。」
「はい、わかりました。」
ほっ、と溜め息を吐いたユメミの様子に、軽く微笑んでしまう。
「宗教観というのは知らぬ間に覚えていることもあるからなかなか難しいこともあるけれど、何でも知り考察していくことは成長に繋がるよ。頑張って。」
オレがそう言うと、ユメミの頬に少し赤みが差し安心したような雰囲気になる。
「・・・はい!」
いつものロッジのテーブルでレポートをトントンと机に響かせていると、スパッと紙で右手の薬指の先に薄い切り傷を作ってしまう。
それを見たユメミが、躊躇いなくオレの指を口に含む。
思わず目を瞠ったオレに、ユメミも焦ったように指から口を離す。
「ご、ごめんなさい鈴影さん、つい双子にやるみたいにしてしまいました!あ、私絆創膏持ってますから付けますね!」
ゴソゴソとキュロットのポケットから絆創膏を出し付けてくれたが、何かのキャラクターが模様に付いていた。
「・・・・・。」
「うう、ごめんなさい、双子がクマモンだと大人しく付けたままにしてるので・・・。」
絆創膏すぐ貼りたがるのに、その割にすぐ取っちゃうんです。というユメミの困惑しきった顔に、ふっと唇に笑みが浮かぶ。
「貴女に手当てしてもらうなんて光栄だね。こういうイラストが付いた絆創膏も初めて見るよ。」
「うちの弟たちはまだ小さいですから、こういうキャラクター物は自然と私も詳しくなっちゃいます。冷泉寺さんが来たらちゃんと手当してもらいましょう。」
「大したことないから、このままでいいよ。」
「えっ、皆が見たあとのリアクションが恐いです。」
少しアワアワとしたユメミの声が響いたと同時に、ドアの開く音がする。

「うわっ、レオンの指が少女趣味になってる!ユメミだな。」
高天が目ざとく見つけてユメミを見る。
「もう、ヒロシったら!鈴影さんが指先切ったから持ってた絆創膏使っただけよ!そんなこと言うならおやつのクッキィあげないからね。」
プイと顔を背け給湯室に姿を消したユメミに、高天が苦笑いする。
「別にいいじゃねぇかよ、なぁ?」
「ああ、気にしない。」
後から来た光坂と冷泉寺もオレの指を見て何とも言えない顔をしていたが、特に気にせずにいた。


ユメミに指を舐められたとき、一瞬体の底が焼けつくような感覚に襲われそうになった。
だけどユメミのいつもと変わらぬ振る舞いに、心が凪いでいくのがわかった。
ユメミといると、今まで色がなかったような世界が色付いて見える。
それに気付けたのがとても幸せに思える。
このまま過ごすことが出来れば、もっと違う何かも見えてくるのだろうか。
楽しみだ。



Fin



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Category: 2014 BD創作

2014 カミルスBD創作 「 luce 」

「まったく・・・、おまえは間抜けなのか健気なのかわからんな。」
寝所に横たわるマリナの額に手を当て、熱を確認する。
少し上がってきてるな。この丸薬を飲ませるか。
解熱作用もあるが睡眠効果もあるやつだから、ぐっすり眠れるだろう。
「・・・ちょっとガイウス、間抜けと健気を同一に並べるのがおかしいくらい、あたしでも思うわよぉ。」
熱でフラフラのマリナの口調も同じことになっているが、なんとか聞き取れた。
「カミルスの薬を用意して携えたと思ったら手が滑って池に落としそうになって、薬は陸地へ弾いたもののおまえが池に嵌まる光景はなんとも言えなかったな。」
「いいのよぉ、薬は無事だったんだからぁ。早く治して美味しいご飯食べたいわ。」
「はいはい、これを飲んで大人しく寝とけ。汗をかいてもいいように着替えは枕元に用意してあるから。」
マリナの半身を起こして丸薬を飲ませてやると、「苦ぁい・・・。」と言いながら顔を顰め、横になって少ししたら寝入ってしまった。
「マリナは寝たんだな。」
マリナを起こさないように静かに部屋に入ってきたカミルスが、マリナの顔に浮かんだ汗を布で拭き取る。
「ガイウス、あとはオレが看てるから、仕事して来いよ。だいぶ溜まってるんだろう?」
「ああ、そうさせてもらうかな。・・・おまえは大丈夫なのか。」
「オレはもう粗方準備はしてきたし、体調も落ち着いてるよ。あとはオレの女神が全快してくれるのを待つだけさ。」
そう言ってマリナを見つめるカミルスの表情を、マリナは知らない。
力なくシーツから出たマリナの手をぎゅっと握ってやるカミルスがどういう表情をしているか、カミルス本人も気付いていないのだろう。
「おまえ・・・、マリナと一緒にいて、大丈夫なのか。」
ぴくっ、とカミルスの後ろ姿が揺れるのが解る。

カミルスは復讐に身を注いでいる。
そして、マリナを心底愛している。
だけどマリナには、他に心を決めた相手がいて、カミルスもそれを知っている。
普段はマリナをからかうことで心情を悟られないようにしているけれど、マリナが気付いていないときのカミルスは、マリナのことを何とも言えない表情で見ている。
ただひたすらに、愛しいと。

「・・・マリナは、オレにとって女神であり、光でもあるんだ。」
全てを照らす光。
人は光失くしては生きられない。

「・・・照らす光が強いと、影も濃くなるんだぞ。」
おまえは、何もかも受け止める覚悟があるのか?

「オレの命と名に懸けて。」

そう語るカミルスの表情に、オレはやれやれと思った。
「ローマを取り戻したら、カズヤと決闘でもしたらいいさ。」
「ああ、そうするよ。」
「じゃあ、オレはもう行くよ。何かあるようなら呼んでくれ。」
オレはそのまま部屋を出て行った。


信念を心に刻み込んだ奴ってのは、何であんなに輝いて見えるんだろうな。
応援したくなるじゃねぇか。
まずはその原動力になるあいつの光をいつも通りにしてやらないとな。
オレは新しい丸薬の調合を考えていた。



Fin




Category: 2014 BD創作

2014 マリナBD創作 「日日是好日」

2014 和矢BD創作 「遥か彼方」 のマリナ視点です。







・・・なんだか、不思議な展開になってしまったわ。
こっそりと、ぽりぽり頭を掻いてみるけれど、現実は変わらないのよね。当たり前なんだけどさ。

今あたしは、和矢のお父さんと差向いに座り、将棋を教えてもらっている。

そもそもの始まりの、お誘いも突然だったのよねぇ・・・。
家の電話がリンリンリン、と鳴ったので出たら(携帯なんて贅沢品は持ってないのよ!)、少し擦れたバリトンのいいお声の和矢のお父さんから、
「近日中に和矢抜きで少し話したい。」
と言われてしまって、あたしは、
「すわ、和矢とのお付き合いに反対されるのかしら!?ま、負けないわよ!」
とそれでも腰が引けつつ、今日こちらにお伺いしたんだけれど。

和矢のおうちの外観からは想像出来ないひっそりとした和室に案内してもらって、美味しいお茶と和菓子をご馳走になったので、あたしは緊張と相まって出してもらった和菓子をいっぱい食べてしまった。
あたしの食べっぷりに、無言で持て成してくれる和矢のお父さんが、さらに無言で次から次へと和菓子を出してくれるという、カオスな状態になったのよ。

熱いお茶を頂いてはふ、と一息吐いてたら、和矢のお父さんが静かに口を開いた。

「マリナさんは、パリで和矢の母・・・マリィの遺体を見つけてくれたんだね。」
「はい、和矢の親友の・・・シャルルのおかげなんですけど。」
あたしが戸惑いながらそう言うと、和矢のお父さんはどこか遠くを見つめていた。

「・・・マリィが、『夢を叶えたいからフランスに一度帰りたい』と言い出したとき。子どもたちは反対したけれど、私は何も言わなかった。マリィが故郷のフランスから日本に来てくれたのは、故郷と夢を大事にする彼女にとってどれだけのことだったか知っていたからだ。」

コクン、とお茶で喉を潤おした和矢のお父さんの視線が、こちらに戻ってきた。
「何も言わない私に反発した和矢が、1人でマリィをフランスへ探しに行き、マリィも和矢に連絡を取っていたのも知っていた。マリィが私に何も言ってこないのも何故なのか解っていた。」

あたしが何も言えずに見つめていると、和矢のお父さんはふ、と微笑んだ。
「いつかマリィが帰る場所は、ここにしかないと・・・お互いに思っているから。家族として過ごせるのはこの場所で、伴侶として迎えてあげれるのは私だけだから。」

さやさやと、風が吹き抜けていく。
「もう、それも・・・出来なくなってしまったけれど。」

寂しい、恋しい。

和矢とそっくりの理知的な黒い瞳が、そう告げている気がした。


「・・・マリナさんは、夢を叶えるために早く家を出たんだろう?」
あたしを見つめる和矢のお父さんの瞳が、昏くなったように思えた。
「あたしの夢は・・・、全然うまくいかないことばっかりなんですけど、それでもそれをどう受け止めていくかを探すのがあたし自身なんだと思ってます。たまにいいこともあるし、どうしようもないこともある。その中であたしが出来ることをやるだけです。」

それに、とあたしは頬を指でポリポリ掻く。
「和矢が、あたしの両親に会ってくれて、『オレが一緒に付いているのでマリナを信じて見守ってあげて欲しい。』って言ってくれたんです。始め頑なだったうちの父親も少し譲歩してくれるようになりました。」
あたしがそう言うと、和矢のお父さんの瞳の昏さが払拭され、ふぅと小さな溜息が漏れた。
「・・・生前、マリィは禅に興味を持っていて、好きな言葉は『日日是好日』だった。マリナさんが今言った言葉がそうだよ。」
にちにちこ・・・れ・・・、うう、舌噛みそう。
「もう少し時間があるなら、・・・一緒に将棋をしてみないか?偶の休みにここで、マリィとしていたんだ。」
「・・・全然わからないので、教えてください。」
和矢のお父さんの雰囲気が柔らかくなり、とても懐かしそうにそう言われたので、あたしは受けることにした。


とっても解りやすく和矢のお父さんは教えてくれるのだけど、将棋って難しい・・・。
あたしは心の中でうんうんと唸りながら、次の一手を考えていた。
そのとき、扉付近からかたん、と音がした。
ふと顔を上げたら、戸惑った表情の和矢がいた。

「和矢、おかえりなさい!今ね、将棋を教えてもらってたんだけど・・・。難しいわねぇ。」

頭痛くなっちゃいそうよ、とあたしが言うと、和矢のお父さんがポンとあたしの頭に手を置く。

「すまんな、和矢。少しマリナさんと話がしたくて、連れ出してしまった。・・・マリナさん、今度皆で食事に行こう。そんなに畏まった所ではない店をいくつか知ってるから、気兼ねせず来たらいい。」
あたしにそう言って和矢のお父さんは、静かに部屋を出て行った。




「将棋って初めてしたんだけど、面白いわ。ねぇ和矢、あんたも出来るんでしょ?もう少し教えて欲しいわ。」
傍に来た和矢を見上げてそう言うと、和矢は眩しげにあたしを見た。

「・・・どうして、ここに?」
「さっきおじさんが言った通り、話がしたいから、とここに連れてきてもらったの。・・・少し話をしてから、将棋をしよう、と誘われたから教えてもらってた。」

あたしが言葉を言い終える前に、和矢があたしの手首を掴んで引っ張り、逞しくて大きな身体にぎゅっと抱きしめられる。
和矢の頭に出来るだけあたしの短い腕を伸ばして、そのままあたしの肩に押し付けた。


きっとここは、和矢の家族にとって大切な場所なんだと思う。
あたしが出来るのは、黙って抱きしめてここにいるだけ。
あたしを抱きしめる腕の強さが、あたしにそのことを告げていた。





Fin






Category: 2014 BD創作

2014 和矢BD創作 「遥か彼方」

ジリリーン、ジリリーンと通知を知らせる音が鳴るのに、マリナが出ない。
おかしいな、今日は家にいると聞いていたのに。
「あいつ、携帯持ってないしな・・・。」
次の誕生日に、プレゼントしてやろうかと思うが、他に渡したいものがあるので少し悩む。
「しょうがない、帰るか。」
大学の構内を歩いていると、ゼミで良く顔を合わす連中とすれ違う。
「よ、黒須。もう帰るのか?なんだったら飲みに行かないか。」
「いや、今日は帰るよ。また誘ってくれ。」
「愛しの彼女の所にでも行くのかよ?」
その中の一人にそう話を向けられたが、さらっと躱す。
「どうかな・・・、じゃ、またな。」

オレにマリナという彼女がいることは公言しているので、コンパなどの飲み会の誘いは来ても断っている。
だけど、オレ達の付き合いにあまり口を出されるのは好きじゃない。
いちいち口に出して言ってはいないけれども。

一緒に話したり、食事したり、どこかに行ったり、抱き合ったり。
マリナと過ごしているときは、前より素の自分を出しているように思う。
響谷は、「黒須が留まることが出来るのはマリナだけだ。」と言ったことがあるというが、・・・そう、なのかもしれない。

なぜ、彼女なのか。
そう思うときもあるが、考えて解るものでもないとも思う。



自宅に帰ると、見慣れたローヒールの靴がある。
マリナ・・・うちに来ているのか?
不思議に思いながらあちこち見て回るが、いつもの小さい身体を見ることはない。
パチ・・・ン、パチン。
普段あまり使わない、誂えた和室がうちにはあり、そこから音が聞こえた。
そっと扉を開け、中を覗き見ると。
そこには、親父と将棋を打つマリナの姿があった。

オレは目を見開いていた。
遥か彼方、遠い昔。
まだ母がここにいたとき、偶にゆっくり出来る親父の相手を、母が静かに微笑んでする光景と同じだったからだ。
親父とマリナは挨拶くらいで、それほど面識はなかったはず。
だけど不思議と、そこにはお互いの存在を溶け込め合う雰囲気があった。
カタン、と音がしたのに気付いたのだろう、顔を上げたマリナと目が合った。

「和矢、おかえりなさい!今ね、将棋を教えてもらってたんだけど・・・。難しいわねぇ。」
頭痛くなっちゃいそうよ、とため息を付くマリナの頭に手を載せ、親父がそのまま立ち上がる。
「すまんな、和矢。少しマリナさんと話がしたくて、連れ出してしまった。・・・マリナさん、今度皆で食事に行こう。そんなに畏まった所ではない店をいくつか知ってるから、気兼ねせず来たらいい。」
親父はそう言って、静かに出て行ってしまう。
「将棋って初めてしたんだけど、面白いわ。ねぇ和矢、あんたも出来るんでしょ?もう少し教えて欲しいわ。」
親父が座っていたところにオレが佇むと、マリナがオレを見上げてそう言う。
「・・・どうして、ここに?」
「さっきおじさんが言った通り、話がしたいから、とここに連れてきてもらったの。・・・少し話をしてから、将棋をしよう、と誘われたから教えてもらってた。」
マリナが言葉を言い終える前に、オレはマリナの手首を掴んで引っ張り、小さな身体を自分の中に閉じ込める。
ぎゅ、とオレにしがみ付いてきたマリナは、小さな手をオレの後頭部に回して自分の肩にそっと押し付けた。


ここは、家族が穏やかに過ごしていた時間を思い出す場所。
もう還ることはない、遥か彼方。
そこに、新しい風が吹いたように思う。
何も言わず、受け止めてくれる彼女。

こういうところが、オレが彼女でなければならないと思うのだ。



Fin




次のマリナBD創作で、マリナ視点を書きたいと思います。





Category: 2014 BD創作

2014 冷泉寺さんBD創作 「シェリー」

パタパタパタ、と使い慣らしたスニーカーの音を鳴らして、小走りに走る。
「・・・は、着いた。」
あたしの勤務先である病院への通勤道から少し外れた、小さな公園の入り口で、あたしは少し切れた息を整えた。
これぐらいで息が乱れるなんて、情けないと思う。
・・・あいつを待たせてるからとか、関係ないから。
そう思いながら滑り台やブランコのある広場を通り抜けると、端のベンチに見慣れた男が腕組みして顔を伏せていた。


「高天、寝てるのか?」
ベンチに近付きあたしがそう声を掛けると、高天が顔を上げニッと笑う。
「よ、久しぶり。ちゃんと起きてるよ。」
同じ時間を長く過ごした高校生のときより精悍さが増したけれど、月日が経って落ち着いた雰囲気になった高天のそういう顔は、嫌味がなく気負いがない。
だからあたしも、気になっていることが素直に言えた。
「悪いな、高天・・・。せっかく食事に誘ってくれてたのに。明日ドイツに戻るんだろう?」
「仕事仲間が急病になった代わりでこれから出勤なんだろ?しょうがないさ。また今度行けたらいいよ。」
高天はそう言いながら、あたしが座った場所の反対側に置いてある袋をがさがさといわせている。

「ん、これ食えよ。」
そう言って高天が差し出したのは、半分に分けた焼き芋。
「どこで買ったんだ、これ。」
あたしが呆れて言うと、新聞に包んだそれを手に握らされる。
「おまえ待ってる間に焼き芋屋が通りかかるのが見えたから買ったんだ。おまえこれからバタバタになるんだからさ、食えるときに食っとけよ。体保たないから。」
ついでとばかりにホットのお茶まで用意されてて、なんだか毒気が抜かれてしまった。


「・・・甘いな。」
口に入れると温かい口どけが広がる。
自然な甘さが、肩に入れていた強張りを解かせてくれるようだ。
「喉詰めるなよ。」
あっという間に自分の分を平らげた高天が、お茶を飲みながらあたしを見る。
「おまえじゃあるまいし。」
なんとか食べ終えたあたしがフン、と言い放つが気にした様子もなく、さらにあたしの手にポンと小さな箱が置かれる。
「今しか渡せなさそうだからさ、誕生日プレゼント。アキに教えてもらった店で選んだんだ。またあとで見てくれよ。」
「・・・あとでいいのか?」
箱を持ってあたしがそう言うと、高天が少し顔を逸らした。
「・・・恥ずかしいだろっ。」
逸らした頬が赤くなってるように見える高天は、自分の左手をあたしの右手に絡めて、小さな声で言う。


「誕生日、おめでとう。」


「・・・ありがとう。」


あたしたちはそのまま、時間が許す限りそうしていた。
ささやかだけれど、・・・その時間があたしは嬉しかった。


高天のくれたプレゼントは、スタージュエリーのトパーズのペンダント。
オレンジの色味が強いシェリーカラーの石が付いたそれは、白衣の下で輝いている。




Fin
Category: 2014 BD創作
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