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首筋 (執着) 《鈴影×ユメミ》 を更新しました

順番を抜かしていた、首筋 (執着) 《鈴影×ユメミ》 を更新しました。

時間が経っているので、リンクを貼っておきます。

http://y0510.blog.fc2.com/blog-entry-158.html

短い上に鈴影さんは気配だけです。でも存在感はすごくある感じです。
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キリリク創作 「君と過ごした時間」 (マリナシリーズ)


時間枠は、「愛いっぱいのミステリー」です。



見慣れない部屋で目覚めたオレは、ぼぉっとした頭をかかえていた。
家に帰りたい。
そう思い立ったら矢も盾もたまらず、オレは動いていた。
自分の家に帰りつくと、お互いの親父が親友同士ということで親しくなった美女丸から築城祭りの招待状が来ていて、気が付いたら美女丸の家の玄関にいた。
なぜか美女丸の家にはシャルルもいて、こいつら知り合いだったのかと思ったが、どうもそうでもなかったらしかった。
そして、ここには見慣れないおチビさんもいた。
マリナという名のその子は、なんというか逞しい奴だった。
シャルルに池に突き落とされたり、血桜掘でダイブしたり、築城祭で櫓からターザン張りに突っ込んで毒を飲まされそうになった美女丸を助けたりと何かと波乱万丈だったけれど、場慣れしている感じだった。
売れないまんが家って聞いていたが、タフな精神は好ましかった。


だから、つい言ってしまったんだ。
「よかったな、美女丸が無事でさ。おまえ、あいつが好きなんだろ。」
残りの埋蔵金を掘り出しに行く、と前を歩くシャルルと美女丸の後ろ姿を見ながらそう言うと、マリナはびっくりした顔をしていた。
「すごく必死でさ、どんなに想ってるか、よくわかったよ。あいつはぶっきらぼうで辛口だけどさ、ほんとの男だよ。想いが通じるといいな。」
マリナはオレの言葉を聞くと下を向き、急に泣き出した。
なぜ泣くのかわからずにいると、シャルルがつかつかと歩み寄ってきてバチンとオレの頬を打った。
「ばかやろう、泣かせるなっ!」
初めて見るシャルルの激昂に、オレがその場で立ちつくすと、シャルルはマリナの肩を抱き寄せそのまま歩いていく。
マリナの歩幅に合わせて歩く速度が、大事そうにマリナの肩に手をやる仕草が、シャルルの気持ちを表しているかに見えた。
なんだろう、この焦燥感は。
同じ気持ちは、マリナが美女丸を白妙姫の騒動から一生懸命に守ろうと美女丸を抱きしめているときにも思った。
シャルルにも美女丸にも、マリナとの深い繋がりと築いてきた時間がある。
自分にはそれがないのが、とても悔しかった。

朝の太陽がのぼり始め、空を真っ赤に染める。
白妙姫が去ったあと、呆然と佇むマリナの隣で、強い既視感を感じた。
この空を、誰かと一緒に見た。
小さい影、腕の中にすっぽり収まる体、触れ合った唇。
・・・ああ、そうだ。
オレたちにも、共に過ごした時間があった。かけがえのない存在として。
ほっとしたのか、意識を失い倒れるマリナを、ぐいっと引き寄せ抱き寄せる。
覚えている。この体温を、肌の感触を、柔らかな匂いを。

オレのいる場所に、やっと帰ってきた。
もう、どこにも行かないでくれ。



Fin



えりさべつさんから、「55555踏みました♪」と仰っていただき、「良ければキリリクしましょうか?」ということでリクエストお伺いしたところ、以下のようなリクエストいただきました。





「みんなで幸せに笑っている未来」です。
誰と誰がCPでもかまいません。マリナキャラ達が集って笑顔で談笑しているような…そんな光景がみたいです
3月11日
えりさべつ
マリナ、シャルル、和矢、美女丸、薫、ガイ、カークなど、誰でも、ゆうさんの萌えた限りのメンバーだけでいいのです。茫洋としたリクでごめんなさい💦萌えにくかったら言ってください!!
3月11日
ゆう
えりーさん、こんばんは☆リクエストありがとうございます!もしかしたら未来ではなく、ミステリーの頃のお話になってしまうかもしれませんが、それでもよろしいですか?
3月11日
えりさべつ
もちろんOKです♪(^^)あの頃はとてもいい時代ですね〜。大好きです!!

・・・・・リクエスト内容に沿っていないような気がしましたが、このときの皆がキラキラしているように思うのでこういうお話になりました。
えりーさんには深々とお辞儀を・・・<(_ _)>すいませんすいません。


おまけ ボツ案①

美女丸が知り合いからもらったゲームの試作品を、マリナ・和矢・シャルルとやってみる。

「ちょっと、主役キャラにあたしの名前付けるのやめてよ美女丸!」
「名前考えるの面倒くさいからいいだろ。恋愛シミュレーションゲーム?」
「先にシャルルがやってみるか?」
「いや、オレはいい。」
「え、何これ。アクションゲームじゃないの?」
「・・・キャラに羽生えたぞ。ファンタジーか?」
「なんかゾンビが出てきたけど・・・。」
「美女丸、あんたが飽きて寝てどうすんのよ!あんたがもらってきたんでしょ!」
「ほう、和矢はポドフィリアの傾向があるのか。知らなかったな。」
「たまたま選んだキャラがそうだっただけだ、脚フェチにしないでくれ!マリナ、引くなっ!」

収拾付かず・・・ε-(´∀`; )

ボツ案②

げっそり疲れて帰ってきた、着物を着た美女丸と普段着のマリナ。
息せき切って派出所のお巡りさんが乗り込んでくる。
「うちに来たばかりの若いもんが、弾上の若様とは知らず小学生を拐そうとしていると職務質問して本当に申し訳ない!」

「・・・オレ、そんなに老けてるか?」(美女丸)
「小学生・・・。」(マリナ)
「どうフォローすれば・・・。」(和矢)
「(含み笑い)」(シャルル)

こういうのしか浮ばなかった・・・^^;




Category: ♦創作